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「ひたすらに、ゆるむことなく、休むことなく」
岸田 親憲
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ひたすらに、休むことなく、ゆるむことなく
岸田 親憲
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常・つね
私が常にお話しております様に、人間の頭で考える「しぐみ」「秩序」「順序」と云うものと実際の現実のものの動きとは全く違っています。一つのもの中心、いわゆる心棒でありますが必ず一つのものには中心がありそれ以外のところは中心ではなく側(がわ)であると受け止め理解をしております。ところがその同じ一つのものを無際限に細かく切ったとしますと先程の側が中心になっており、元の形で云うと極言すると全体が中心であり同時に側となります。
部分であり乍ら全体であり全体でありながら部分でもあるのです。私は一体と云いますが一緒にいる丈けでは一体ではないのです。豆御飯やまぜ御飯を炊きますが確かに一つの釜で炊きますから一体でありますがよくみると豆は豆、飯粒は飯粒で、いわゆる混ぜご飯でほんとに一つ融け合って居りません。腹の中に入って始めてとけ合い一つのものとなるのであります。
神さまと教師と信者さんとが一つ所に居ると云うのではいけないと思います。まだまだ私が残っております。神さまと一体になると云うことを一度良く考えて頂きたい。教師、すなわち、おしえつかさは唯神さまのお言葉を伝えると云う丈けではいけない。自らが神さまのお考えにそわして自らを改革してゆくと云う心がまえがなかったらいけない。いわゆる常に神わざを行じて行くのである。自分をいましめて自分の考えや行いが本当に値打ちがあるのか、神さまにほんとに近づかして頂いているのかと云う事が一番大事なものであると考えております。この気持ちで奉仕をさせて頂いて、先程の中心と側とが一つに溶け合っていなければいけない。これは大事な言葉であり最も大事なことなんです。そこには導く者と導かれる者との心のひらきや差はありません。これが一番いいと思います。「先輩だ」と思ったらすなわちそれが慢心なのです。慢心は一寸としたスキにツノを出します。私はお蔭げを受けておるし、これはこうだあの人はそれが出来とらんと思った途端に「慢心」が顔を出す。これは至極いましめて貰わないと神さまの方から物を言うと、慢心が顔を出したら又11から0から積み上げねばならん。ものごとはそう云う風に動いておる。一つのお蔭げを貰った時この慢心が出て来ますが、それはその人の倍仰の目的がお蔭げを貰うこと以外の何物でもないことを物語っているのである。本当に慢心と云うものは言えば一歩一歩あるく毎にポッポッと顔を出しておるんだと思います。たえず我々はそれを警戒して頂くことが必要だと思います。朝夕の礼拝にしましてもおごりの心が出ていないかどうかを反省し、おごりの心が起きた時は必ず不足の心が起きて来ます。オレは斯うだのにと思った時は相手の不足を感じているものである。相手のすることに先ず満足をすれば不足の心は起きて来ない。そんなことどうでもええと考えられるかも判りませんが、ここが一番大事なところです。里の行であります。やったらやらせてもらったらその分だけチャンとものが動いております。素直と云うことは他の人のいいとこのみを見つめて自分の身につけることであります。世間で言いますと道と云うものを行じると云うことは、つらいことでありきびしいことであります。しかし、きびしいと云う事はそれが常であります。だから常のことを常として考える人間になると云うことは一番結構なんです。きびしいと云うものはこの世には存在しないそれが常なんだ。きびしいと考えたらそれが即気ままだと云う事を自分の心に呼び起こして頂くことが一番大事である。気ままがきびしさを感じるのである。気ままの心をとればきびしさはない。例えば断崖絶壁を昇って来た。昇ってきたら常なんです。時たま昇ろうとすると仲々けわしいきびしい、とてもじゃあないかと考えられるかも判りませんが、毎日昇る人はきびしさを抱かない常なんです。この様に考えてみると私たちの日々が一つとして常でないことがあらうか。
生まれることも死ぬることも常なんです。病気することもケガ災難に逢うことも常なんです。その常が何故一つここに不自由を感じ不安を感じるのでしょうか。それはそれを感ずる原因があるからで、それを神さまから教えて頂いて取り除いて行くのであります。
宗教法人神道親導教
〒668-0811
兵庫県豊岡市鎌田285番地の2
TEL 0796-22-3981
FAX 0796-22-3982
− 親導教だより
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